美噌元について

全国の各地域で、その土地の風土に育まれたさまざまな味噌がつくられています。『美噌元』では、日本中を訪ね歩き味噌を厳選しました。材料にこだわり、天然醸造の食べ頃の味噌ばかりです。ぜひ食べ比べて、味の違いをお楽しみください。

はじめに

だしをとり、具材を煮込み、味噌を溶かす。
ほっとする香りがぷんぷん漂ってきます。

味噌と鰹節の香りをかぐと心も体も和んできます。そんな日常のほっとするひと時を大切にして頂きたく味噌汁専門店美噌元は始まりました。お店で、ご家庭で、贈り物でと色々な場面で‘ほっ’とするお味噌汁をご提案します。

店名について

味噌汁=美噌汁

消化促進作用、毒素分解作用、老化防止効果など色々な効用がある味噌、必須アミノ酸やイノシン酸といった成分を含む鰹節、具材に野菜をたっぷり入れれば、味噌汁は栄養満点の伝統美容食です。そんなお味噌汁を毎日食べてキレイになって頂きたいと美噌元という店名になりました。

素材へのこだわり

おいしい味噌汁を心から楽しんでいただく。そうして食べることが、心から身体から健康になっていく。と、私たちは考えます。

シンプルな調理法である味噌汁だからこそ素材が命、手間と時間を惜しまず、愛情をかけて作った素材にこだわります。

各地の味噌やだしの材料である鰹節、具材の湯葉、野菜などは全て作り手たちが愛情を注ぎ作った地域に根ざした伝統ある素材を選んで参りました。

合わせ味噌で美味しい

お味噌汁の味を決める味噌。味噌はあわせると美味しいと良く言われます。確かに合わせた方が旨みが膨らむと思います。 味噌は蔵ごとに特徴があります。同じ蔵の異なる味噌を合わせるのではなく、異なる蔵の特徴ある味噌を合わせる事でより一層美味しくなると思います。

美噌元では信州醸造さんの米味噌をベースに 香川の麹たっぷりの白味噌、愛知の木樽寝かせの八丁味噌、愛媛の裸麦味噌などをブレンドし、「まろやか」、「すっきり」、「ゆったり」、「しっかり」という名前の4種類の合わせ味噌を作りました。

味噌の名前は食べた時のイメージからつけました。

美噌元のルーツ

前身である井筒屋は、江戸時代にさかのぼります。蜂須賀藩(現在の徳島県)のお抱えの廻船問屋として活躍しておりました。

現在の徳島市の近郊、中島港を基点に、四国のわかめやすだちなどの産品を全国に届け、全国の産品を四国へと届けておりました。

その後、船が台風の被害にあったことなどもあり、中嶋港の上流、林業の盛んな木頭で林業に転身しました。

木頭は柚子の産地でもあったことから、その柚子を何か生かせないかということで、柚子の風味を生かした柚子ポン酢の販売を始めたことを期に食品の販売を始めたことがルーツとなります。